11th Narita to Doha (transfer)
12th Doha to Athens
13th Athens to Chaniá, Crete
14th Chaniá 「Crete Delicious JAPAN MEETS CRETE」
15th Chaniá to Iraklio, Crete
16th Iraklio to Athens
17th Athes to Doha (transfer)
18th Doha to Narita
成田空港、出発前 27名の団体様 ほとんどの方と初対面
成田→ドーハ:14.5時間 乗り継ぎ ドーハ→アテネ:5時間
現地コーディネーター/ガイドのケイコさん
2011年の12月にサン・セバスチャンに行った際の現地スタッフの方もそうであったが
海外の各都市にはケイコさんの様に在アテネ歴40年という「地元」事情や歴史に精通している超ベテランの方がいらっしゃる
きちんとした文化的な交流が成されているのはその為であろう
日本のテレビ、雑誌等のギリシャ取材はケイコさんが一手に担っているそうで
ハスキーボイスでラ行は巻く、お気に入りの言葉は「イワユル〜」
ザ・ご一行様、アテネ郊外にあるエレフテリオス・ヴェニゼロス国際空港から
アテネ内、アクロポリス(高い丘の上の都市)北側の裾野に広がるエリア「プラカ」にあるホテルまで移動、40分ほど
今日は、パナシナイコスタジアム前では、イワユル〜、クラララシックカーのショーが、行われています
成田離陸から DIVANI PALACE ACROPOLIS HOTEL チェックインまで 21.5時間
若干馴染めていないケースが...一つ 団体ツアーのタグがまるで...似合っていない PROTEX FS-1
ホテルからの眺め、道端に植えてある木にはオレンジが(但し酸っぱくて食べれない品種)
タベルナ(食堂)、ギリシャ彫刻屋、土産物屋などが並ぶ通り なかなか雰囲気ありますよ
五十嵐さん、あまりひっぱると破れますよ
ケイコさん、これ、いくらですか?
なかなかイケてますよ
ケイコさん、いつも手帳にビッシリと書いてある電話番号を見ながら電話をしていた
ローマ時代のアゴラ
奥田シェフのお隣の眩い白のスニーカーのお方が今回のメインイベント「クレタ・デリシャス」の発起人
青森県は八戸の輸入会社ファーストインターナショナルの吉田さん
なかなか素敵な笑顔ですよ
右手に見えるのはリュシクラテスの記念碑
現地入りして一口目が「ホリアティキ」グリーク(ギリシャ)サラダ、こういう正統なアプローチが好ましい
これは観光客に用意したギリシャ料理のサンプラー、かと思いきや
「メゼ」と呼ばれる地元の人も食べる小皿料理の盛り合わせ、或はアペタイザー
通常メゼと共に飲まれるのはケイコさんの燃料(ご本人談)でもある「Raki」と呼ばれる葡萄から作られるアルコール度数45〜50%の食前酒だが
この際は全員ローカルワインとなり(但しケイコさんを除く)、それはそれでなかなかのものであった
両サイドの器に入っているのが「ザジキ」ギリシャヨーグルトに刻んだキュウリとおろしたニンニクとオリーブオイルを混ぜたディップ
トマト隣の濃い物体は「ドルマダキァ・ヤランジ」葡萄の若葉で包んだハーブライスはもち米を高菜で包んだようなもの
手前列、隣の小振りのはズッキーニとハーブの揚げボール「コロキソケフテゼス」はザジキと相性抜群
そのお隣は「メリジャネス・フルヌ」ナスとチーズのオーブン焼き
サクサク衣の「ティロケフテデス」は小さなフェタチーズのコロッケ こちらもやはりザジキの酸味で油分をスパッと切って頂くと口当たりよし
中央は「ティリ・サガナキ」フェタチーズの素揚げ(ハチミツがかかっていたがレモンの場合もあると)
チーズと揚げ物のこってり三昧、次回は是非とも Raki と食したい
このメンバーでは初めての食事 奥田シェフが全体のトーンを作り、人と人が繋がり合う
食事を共にすると不思議と距離が縮まる、これはいつでもどこでも誰とでもそう
食事が人体に与える影響は計り知れない
そして笑顔も
「ムサカ」はアラビア語で「冷やした」を意味することから元来は冷菜として供されていたと考えられている
店によって作り方はそれぞれだが当店では羊のひき肉、マッシュドポテト、ベシャメルをオーブンで焼いたシンプルなものであった
写真でこれだけを見ると大した量ではないが、まず、グリークサラダのフェタチーズが腹に溜まり
揚げ物&チーズのオンパレード、ザジキとパン、既にこの時点で腹九分目
それでもって、ムサカ ジャガイモ x ベシャメル x 肉 申し訳ないが二口で降参、但し味はよい これ一つであれば丁度いい
「ラヴァーニ」スポンジケーキにシロップを染み込ませたギリシャの伝統菓子
ギリシャのスウィーツはとにかく甘い 日本人の舌はこの甘さでは麻痺して何も味わうことが出来ない こちらは一口で
がしかし店の人の対応は関心するほどよく、終始嫌な思いは一度もしなかった
西洋圏の、相手が誰であろうと分け隔てなく一定レベル以上のサービス心を持って接する分かりやすいホスピタリティは気持ちがいい
こういう国際的な感覚はあまり日本人には伝わっていないようだが