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May 2009  Back to Top
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this saturday


F O C U S !

立会ノモノ

新型インフルエンザ、最も海外渡航の多い黄金週にまんまと当たる。
帰国ラッシュ間近、水際対策も時間の問題という懸念も。。。

そんなニュースにすっかり埋もれ、所在なげにしている地味ニュース、
中でも極めて注目度の低い、今月から始まる陪審員/裁判員制度。
正直、本当に必要なのかさえあまりよく分かっていない、、。

一般市民を動員したところで公平な判決が顕著に増えるとも思えないし
何より国民の負担が大きすぎる/基本的に拒否は不可とのこと。。
67人に1人は生涯に一度は体験する確率らしい、。

そんな制度自体はともかく、
陪審員制度を題材にした91年の邦画、「十二人の優しい日本人」がとにかく面白い。
施行前に陪審員/裁判員になり得る全国民に是非、推奨しておきたい一本。

長期に渡って my favorite movie top 3 にランクインしていたこの作品、
元々は1957年米製作の「十二人の怒れる男」という映画のパロディとして
三谷幸喜が舞台劇用に執筆した法廷劇がそのまま映画化されたもの。

とある殺人事件を解明すべく、一つの部屋に招集されたあらゆる点で異なる日本人12人(優しい)が
被告人の有罪/無罪をめぐり口論を交わす120分の密室劇。

実際に何が起こったかなんて誰にも分からない。
限られた物的証拠や証言を元に、個人の経験に基づいた倫理観により社会的に公正な審理をすべくところ、
論理性、客観性からはほど遠い、固定観念や人情で理非を弁じあう様は
誇張されてはいるものの、現実の世界でも優にあり得る避け難い人の常。

更に、真実を語ることに不慣れで、
己の本心を押し殺してまでも連帯感を重んずる、
悪い意味での民主性を美徳とする面もある日本人特有の共同体が
コミカルだが嘲笑的に描かれていて、国民性の是非をも問う。
が、全編笑い一辺通しのまったくもっての痛快コメディ、笑。

.

あっても生涯一度の陪審員体験、
ぶっつけ本番でどれだけの意義がそこにあるのかは計り知れないが、
これを観て事前に疑似体験しておいても有益無害。
豚も吹っ飛ぶこと必至の珠玉作は観るなら今、、。

BREATH CONTROL vol.1



AFRA からこんな映像が届く。

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