「ブタがいた教室」を観てきました。
かなり期待して行ったんですが、期待以上に面白かったです。
一応「実話に基づいた映画」ではあるんですが
生徒達の演技というか「素」で感情を露わにしてる感じとか
胸にグッとくるものがあります。
もうこれはある意味ドキュメンタリー映画ですね。
キャスティングは1300人の内から選りすぐった26人
みんなキャラ立ちした個性のある面々ばかりで
言ってることが大人顔負けのご立派なもの
というか
子供達の方が大人みたいに余計な一般論的なデータに汚染されていないせいか
オリジナルでピュアで、ごもっともな意見を衒いなく言うんですよ、。
たどたどしい喋りとは裏腹のびっくりするくらい「right on point」なステイトメントに
深く感銘を受けてしまいました。。
これはまさに言葉や教科書では教えられないハートと頭脳にずっしりとくる教育。
答えを出すことがポイントではなく
他の生き物の命を「いただく」という事に正面切って向かい合う切っ掛けを与えてくれる
類い希な映画だと思います。
結局、食べようが食べまいが
どちらでもいいんですよね
人それぞれの食に対するセオリーがあって。
でも自ずからちゃんと選んでそうしてるのか
それとも何も考えないでただ、そうなっているのか
の違いに焦点が当てられたというだけで、、、、、、