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Title: the bucket list

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「最高の人生の見つけ方」を観てきました。面白かったです、けど、ただそれまでだったというか、。観た直後は心温まるいい映画を観たなぁ、って漠然と感じていたんですけど、時間がたっていろいろと思い返してみたら、映画が良かったというより役者が良かった?あるいは役者の演技が凄すぎて肝心なコンテクストがあまり印象に残らなかった??という感じがしてきて、、。

医者に余命六ヶ月と宣告されたいい歳のおっさん二人(ジャック・ニコルソンとモーガンフリーマン)が病院で知り合い、お互いの「棺桶リスト」なるものを作り上げ、在世中に成し遂げておきたいそれらの事柄を二人で共にこなしていくといった顛末がおおよそ想像出来そうなシンプルなストーリー。そしてその事柄というのが結構おバカな内容で、それ自体が云々というよりそれらをこなしていくにつれて二人の友情が徐々に深まっていくその過程が主な見所、なのかな?

ただ、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンの共演は僕が言うまでもなく素晴らしかったです。熟練役者二人がほとんどのシーンで共演していて、僕はその二人のやりとりに、更に言うとその二人がしれっと使うボキャブラリーのセンスとその伝え方に魅了されてしまいました。間だったりウィットの効いた単語一言一言だったりで展開されていくコミュニケーションには人を笑わせるのが目的のトークにはないシニカルなユーモアみたいなのがあり、日本のお笑いブームとかに乗り切れてない僕にはドストライクだったと言わざるを得ないです。

そういった意味ではストレートでひねりなしのプロットで正解だったかも?お陰でこの映画のメインフォーカス/名役者らが織りなす絶妙なフローがより強調されていたから。プロットはあくまでそのシチュエーションを作り出すための口実の様なものだったのかもしれない、と思ったほど。

がしかし、この何とかのリストというセッティングがどうも「My Name is Earl」を彷彿させてしまい、、そんな要因などがあっての..............な感想でした。 DVDはマストゲットだけど。。

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