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March 2008  Back to Top
Art is for the Spirit

森美術館で開催中の「アートは心のためにある」を見てきました。面白かったです。このエキシビションのユニークなところはウォーホール、リキテンスタイン、バスキア、シンディー・シャーマン、荒木経惟、畠山直哉、ほか60人の作品140点を「ポートレイトから身体まで」「造られた世界」「ランドスケープから宇宙へ」というざっくりとした三つの括りに分けて見せているところ。

まったく異なった時代のまったく異なった分野のアーティストの作品をある括りに入れて見るだけで、部分的な共通項が時空を超えてエンハンスされ、すごく大きいなスケールの分子記号の様に実線でつながって見えてくる。

あまりにかけ離れたシナプス同士がニューロンを介してエレクトリカルにつながる様にも似たその感覚は、日常生活ではまず起こり得ない脳内アクティビティを誘発し、マンネリ化しがちなデイリー・ルーチンにオルタナティブな回路をこっそりと提案してくれる、気がする。

ここで見たものが心のためになったかは分からないけど、僕が今まで味わってきたアート・エクスペリエンスのどれにも似つかない未知なる体験であったことは間違いない。今日はいつもとは違った道のりで帰ってみよう。

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American Masters

「アニー・リーボヴィッツ」を観てきました。
前から思っていたけど最近は忘れてしまっていたこととか、ぼんやりと思っていたけど言葉に出来なかったことを彼女がサクサクと言っていて、聞きたかった感じのことをちょうど聞けてよかったです。彼女の言葉使いもストレートで好きかも(対訳は全部は読んでないけど、読んだ部分はちゃんと彼女の言葉っぽくってよかった)

もうちょっと堅苦しい感じの人かと思っていたけど、すごくフランクで人間味があって共感する部分がたくさんありました。雑誌の表紙のこととか、ファッション写真のこととか、被写体との関係のこととか、、、。

資料が豊富でいろんなアングルから彼女のキャリアを覗くことによって彼女の多面性に触れられる。全体的にあっさり目な編集だけど丁寧でフェミニンな仕上がりは内容に集中しやすく観やすい。
(監督は妹のバーバラ・リーボヴィッツ)撮っておくものですね、記録映像とか、。

こういう人ってセックスレスっていうか、女性っぽい魅力とかそういうのよりもっと超越した何かを秘めていて、存在が男でも女でもない感じ?で、偉大とか天才的とかでもなくて、自分の性に合ったものと出会い、それと向かい合う真摯な姿勢が根源に持っているクリーンなモチベーションとうまい具合に相まって、経験値を上げると共にいろんな才能のある人を巻き込むユニバーサルでコスミカルなエネルギーに昇華していき、結果的に時代とか環境とかが求めているものを上手にアウトプット出来ていたのだと思う。

もう一度観たいけど、これは劇場じゃなくてDVDで観てもいいかな?

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