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February 2008  Back to Top
American Gangster

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70'sにハーレムに実在したギャングスターの成り立ちを描いたリドリー・スコット監督の長編映画。

キャスティングは勿論のこと、衣装やセットのデコレーション、カメラワークやライティング等、どれを取ってもトップクラス。ただギャングスタービジネスに焦点を置いているわけではなく、デンゼル・ワシントン演じるフランク・ルーカス(黒人初の大物ドラッグディーラー)とラッセル・クロー演じるリッチー・ロバーツ(フランクを捕まえる麻薬取締官)の二人の人間性をプライベートを通してパラレルに進行させ、更に当時のアメリカの情勢を実際のビジュアル資料と共にインプリントすることによってギャングスター映画に興味がなくても見応えがある作りになっている。

実話に基づいた話ということですけど、フランク・ルーカス当の本人はあるインタビューで、20%がホントで残りはフィクション、と語っているみたいです。でもデンゼル・ワシントンの演技にはそうとう納得がいっているのだとか、。

この映画、2時間40分もあるのに間延びしている感が全然なく、それなりの題材を扱っているので逆にちょっと巻き気味?なテンポでストーリーが展開していくのもあってか、決して長く感じなかったです。久しぶりに完成度の高い映画を観たと感じました。

iPod Hi-Fi

アップルストアで試聴したりして気になっていた 「iPod Hi-Fi」
いつか機会があったら欲しいかも?程度に思っていたけどそんな機会はなかったし
値段も値段だったので購入は見送り続けていました。
でもある日いつの間にか店頭から姿を消しているのに気づき
もしやもう手に入らなくなるのでは?という危機感に追われた瞬間に
脳内で「緊急ゲット指令」が、、、。

取り合えずネットで中古品の相場や出回り具合を調査。
程度の良さそうな中古はそこそこあるけど新品は稀と見なしオークションは諦める。
更に調べてみたら普通に新品を定価で売っているお店を発見して取り合えず一安心。
怪しげな店だったので着払いでオーダーしたら中一日で普通に届いてあっさりと一段落。。

「iPod Hi-Fi」、ちょっと音がいいんですよね。
目の前で聞くと若干こもって聞こえるけど、壁から少し離れた固い材質の上において
PLAY するとポテンシャルを最大限に引き出せ、部屋のどこにいても程よくシャープで
音圧のあるサウンドが楽しめ、特に低音なんかはこんなコンパクトなボディーのどこから出てくるの?
と耳を疑いたくなるくらいしっかりと部屋を満たしてくれる。

音質的にはスタジオモニターみたいな音源のありのままを再現するといった類のものではなく
かといってありがちなドンシャリとした安っぽい感じでもない。
いろんな層の人がいろんな音源を聞いて平均的に、おっ、ちょっといい音?
と思わせる様な微妙なチューニングが施されている。

これ、アップルが独自に開発したって言ってるけどホントにそんなこと出来るのかな?
すべてがアウトソーシングではないにせよ、どこかの部分で他社と提携しているとしか思えない。
噂では中身はJBLって聞いたことがあるけど、そうやって聞くと確かにJBLっぽく聞こえなくもない。
BOSEの音ではないことは確か。

LRの間隔が狭いことからステレオ感に欠ける印象があるのは否めないけど
そもそもブームボックスにステレオ感を求めていること自体無理な話。
そしてその中間にサブウーファーを一つ構えたデザインはありそうでなかった?
低音はモノラルで楽しむのがやはり好ましい(.1であって.2なんてあまり聞かない)
中高音域と低音域をしっかりとセパレートさせ、低音をモノラルにすれば
そこそこな音質を再現しやすくなるのかな?

あとはバッテリー駆動ができるのでこのクラスの音を屋外で気軽に楽しめるのは
アウトドア好きには嬉しいかも。
ウルトラライトなバックパッキングには向かないけど、車で出かける際に荷台にちょいと積む分には
サイズ的にも重量的にも許容範囲内。
日が落ちて夕食を済ませた後、自然の音を活かしつつ控えめなボリュームで
アコースティックな音源を流すのにいいかもしれない。

何かと過小評価されがちな discontinued model の「iPod Hi-Fi」
僕的には............ありかな?


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got air?

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MacBook Air の購入に踏み切りました。目標はPC環境の省エネ/省スペース化。
事務所で使っている iMac 2GHz PowerPC G5 を会社のスタッフに譲り
自宅で使っている MacBook Pro を事務所に持っていき別モニターをつないでメイン PC に、。
で、MacBook Air は家/出先で使用。これが僕にとって最もミニマルなセッティングになるはず。

あと、仕事 PC は Intel にしたいけどもう大きな PC は買いたくない、と思っていたので、。
Photoshop CS3 も Intel にネイティブで対応したことだし
これを期に既に持っているMacBook Pro 2.16GHz Intel Core Duo を仕事 PC にしてしまえば
最小限の出費で最大限の時間の短縮/労力の軽減が図れると見込んだ為。

更に言えば、iMac のモニターにも限界を感じていて、
そろそろもうちょっとシビアな環境でカラーマネージメントを行いたいというのもあったし、。
別モニターは輝度、コントラスト比、応答速度、消費電力などを中心に選んでいくつもりです。

作業的には別に大したことをしているわけではないので
僕にとって Photoshop と Final Cut Pro が Intel で動作してくれたらそれで満足。
クロック周波数的にもメモリ的にももう十分ことは足りてます。
なのでこの先しばらくはハードよりソフトの進化に着目し
なるべく物質的な消費は控えつつもより作業効率のよい環境を目指す方向に、。

MacBook Air は SSD を選択しました。
モニターも小さいし物理的に回転する HD もないのでちょっとした省エネは期待できそう
(家ではうっかり iTune をつけっぱなしにして寝てしまう事もあるので........)
これに iPod classic 80G を必要に応じて HD として使用。
SSD は後々容量の大きなものにアップグレード出来るみたいだし、。
Super Drive は旅先で DVD でも観ない限り今のところはそんなに必要性は感じてないかな........

でも例のマニラ封筒型ケースにはちょっとそそわれます、、。
それはつまりアップルの商業戦略に乗せられてるってことに? 認めたくないけど..........

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